アルド・コンテルノ バローロ・ブッシア [2018]750ml (赤ワイン)
「ワインの王」と呼ばれるバローロの頂点に君臨するポデーリ・アルド・コンテルノ。
創設者のアルド・コンテルノは、18世紀からの歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは1969年に独立し、バローロの代表的な産地であるモンフォルテ・ダルバ村のブッシア地区に自らのワイナリーを設立しました。
ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできたアルド・コンテルノが作り出すバローロは、極めて熟成力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を不動のものにしています。
「バローロ・ブッシア」の外観は、クラシックなガーネット色。
ラズベリーとスターアニスの香りがあり、背景に持続的に香るミネラルが広がる。
味わいは、力強いタンニンのテクスチャーとジューシーな果実味が見事に調和し、緊張感を湛えている。
フレッシュ感と豊かな果実味を兼備した極めてバランスの良い味わい。
■テクニカル情報
■ 産地:ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区 (DOC ランゲ)(DOCG バローロ) 品種:ネッビオーロ 100% 土壌:粘土質 樹齢:15-20年 醸造:ステンレスタンクで20-30日間、果皮浸漬させながらアルコール発酵。
発酵中の温度は最高で32℃。
何度か澱引きし、オークキャスクで熟成。
■2018年ヴィンテージ情報
■ 生育期前半は、春霜や初夏の大雨など不安定な気候条件により栽培家の手腕が試されましたが、夏の中盤から終わりにかけて比較的安定した天候に恵まれたため、品質・収穫量ともに2000年以来の近年稀にみる優れたヴィンテージとなりました。
ピエモンテ土着品種のペラヴェルガやコルテーゼ、ネッビオーロは特に最高の仕上がりで、収穫量は過去50年間で最低となった前年の2017年に比べるとピエモンテ州全体で30%の収量増となりました。
Poderi Aldo Conterno Barolo Bussia ポデーリ・アルド・コンテルノ バローロ・ブッシア 生産地:イタリア ピエモンテ州 バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:93 ポイント PODERI ALDO CONTERNO BAROLO BUSSIA 2018 Sunday, October 2, 2022 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2018 Score 93 Pleasant dried red berries, pressed flowers and some brazil nut on the nose. Medium-bodied with spicy fruit flavors. The tannins are more in the back seat this year and this gives the mid-palate quite an open-knit mouth-feel. Finishes a little tighter with good fruit and spice. Best after 2023. 乾燥させたレッドベリー、押し花、ブラジルのナッツを思わせる心地よいアロマを持つ。
スパイシーな果実味を伴うミディアムボディ。
例年より控えめなタンニンが、中盤に広がりのある味わいをもたらす。
やや引き締まった後味に果実とスパイスの風味が漂う。
≪飲み頃:2023 年以降|2022/10/2 掲載≫ ワイン・スペクテーター:93 ポイント 熟したスタイルを持つワインで、漬け込んだプラム、チェリー、スパイス、干し草、タバコ、ミネラルの香りが漂う。
エレガントさを備え、密度が高く、きめ細やかなタンニンがあり、心地良い味わいが長い余韻を生む。
≪飲み頃:2025-2042 年|2022/12/31 掲載≫Aldo Conterno / アルド・コンテルノバローロの代表的な生産者であり、ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできた故アルド・コンテルノは、1969年、バローロ生産の中心地であるモンフォルテ・ダルバという村のブッシアでワイナリーを始めました。
彼は18世紀以来の歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは独立して自らのワイナリーを設立しました。
彼のつくり出すバローロは非常に熟成能力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を得るに至っています。
一般的に、良質な生産者は毎年ほぼ決まった量のワインを生産し、その販売先も長年にわたって培われた信頼関係のなかで、ほぼ決まっています。
いくら高値で大量に買い入れるからと言っても、横からそう簡単に割り込めるものではないのです。
そんな中、日本に深い思い入れのある故アルド・コンテルノから我々がワインを仕入れることができたのは本当に幸運でした。
生産量も少ない彼のワインは今でも輸入できる数に限りがあります。
ワイナリーは、現在は3人の息子が中心になって運営しています。
バローロの生産量を増やすことはできないため、バルベーラやドルチェットといった品種にも目を向けています。
一般には大衆的なワインとなるこれらの品種も、彼らの手にかかればまた格別なワインに仕上がるのです。
効率的な耕作技術、ブドウ果汁発酵のコントロール、そして、伝統的熟成システムのコンビネーションが高品位で偉大なワインを産出しています。
飲んでみれば明らかだが、新作アルド・コンテルノのバローロはやはりこの地区で最高ンおワインに数えられる。
回転式発酵槽を導入する前(1995年以前)のものよりずっと柔らかそうに感じられたワインだが、熟成を経て昔の作りのものとそっくりになってくることが年とともに分かった。
畑の収量の低さは敬服に価し、また畑そのものの立地の良さも際立っている。
まず基本となるバローロがブッシア・ソプラーナ、次いで単一畑のコロネッロとチカーラ、そして最上の年に限って作られるグランブッシア。
私見では単名畑の2点、ことにチカーラが傑出している。
そのバローロも、レーザーをあてたように風味の輪郭が鮮明で、過度の抽出もなく、美しくバランスがとれている。
バローロの指標である。
(マット・クレイマー著 イタリアワインが分かる)
創設者のアルド・コンテルノは、18世紀からの歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは1969年に独立し、バローロの代表的な産地であるモンフォルテ・ダルバ村のブッシア地区に自らのワイナリーを設立しました。
ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできたアルド・コンテルノが作り出すバローロは、極めて熟成力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を不動のものにしています。
「バローロ・ブッシア」の外観は、クラシックなガーネット色。
ラズベリーとスターアニスの香りがあり、背景に持続的に香るミネラルが広がる。
味わいは、力強いタンニンのテクスチャーとジューシーな果実味が見事に調和し、緊張感を湛えている。
フレッシュ感と豊かな果実味を兼備した極めてバランスの良い味わい。
■テクニカル情報
■ 産地:ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区 (DOC ランゲ)(DOCG バローロ) 品種:ネッビオーロ 100% 土壌:粘土質 樹齢:15-20年 醸造:ステンレスタンクで20-30日間、果皮浸漬させながらアルコール発酵。
発酵中の温度は最高で32℃。
何度か澱引きし、オークキャスクで熟成。
■2018年ヴィンテージ情報
■ 生育期前半は、春霜や初夏の大雨など不安定な気候条件により栽培家の手腕が試されましたが、夏の中盤から終わりにかけて比較的安定した天候に恵まれたため、品質・収穫量ともに2000年以来の近年稀にみる優れたヴィンテージとなりました。
ピエモンテ土着品種のペラヴェルガやコルテーゼ、ネッビオーロは特に最高の仕上がりで、収穫量は過去50年間で最低となった前年の2017年に比べるとピエモンテ州全体で30%の収量増となりました。
Poderi Aldo Conterno Barolo Bussia ポデーリ・アルド・コンテルノ バローロ・ブッシア 生産地:イタリア ピエモンテ州 バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:93 ポイント PODERI ALDO CONTERNO BAROLO BUSSIA 2018 Sunday, October 2, 2022 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2018 Score 93 Pleasant dried red berries, pressed flowers and some brazil nut on the nose. Medium-bodied with spicy fruit flavors. The tannins are more in the back seat this year and this gives the mid-palate quite an open-knit mouth-feel. Finishes a little tighter with good fruit and spice. Best after 2023. 乾燥させたレッドベリー、押し花、ブラジルのナッツを思わせる心地よいアロマを持つ。
スパイシーな果実味を伴うミディアムボディ。
例年より控えめなタンニンが、中盤に広がりのある味わいをもたらす。
やや引き締まった後味に果実とスパイスの風味が漂う。
≪飲み頃:2023 年以降|2022/10/2 掲載≫ ワイン・スペクテーター:93 ポイント 熟したスタイルを持つワインで、漬け込んだプラム、チェリー、スパイス、干し草、タバコ、ミネラルの香りが漂う。
エレガントさを備え、密度が高く、きめ細やかなタンニンがあり、心地良い味わいが長い余韻を生む。
≪飲み頃:2025-2042 年|2022/12/31 掲載≫Aldo Conterno / アルド・コンテルノバローロの代表的な生産者であり、ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできた故アルド・コンテルノは、1969年、バローロ生産の中心地であるモンフォルテ・ダルバという村のブッシアでワイナリーを始めました。
彼は18世紀以来の歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは独立して自らのワイナリーを設立しました。
彼のつくり出すバローロは非常に熟成能力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を得るに至っています。
一般的に、良質な生産者は毎年ほぼ決まった量のワインを生産し、その販売先も長年にわたって培われた信頼関係のなかで、ほぼ決まっています。
いくら高値で大量に買い入れるからと言っても、横からそう簡単に割り込めるものではないのです。
そんな中、日本に深い思い入れのある故アルド・コンテルノから我々がワインを仕入れることができたのは本当に幸運でした。
生産量も少ない彼のワインは今でも輸入できる数に限りがあります。
ワイナリーは、現在は3人の息子が中心になって運営しています。
バローロの生産量を増やすことはできないため、バルベーラやドルチェットといった品種にも目を向けています。
一般には大衆的なワインとなるこれらの品種も、彼らの手にかかればまた格別なワインに仕上がるのです。
効率的な耕作技術、ブドウ果汁発酵のコントロール、そして、伝統的熟成システムのコンビネーションが高品位で偉大なワインを産出しています。
飲んでみれば明らかだが、新作アルド・コンテルノのバローロはやはりこの地区で最高ンおワインに数えられる。
回転式発酵槽を導入する前(1995年以前)のものよりずっと柔らかそうに感じられたワインだが、熟成を経て昔の作りのものとそっくりになってくることが年とともに分かった。
畑の収量の低さは敬服に価し、また畑そのものの立地の良さも際立っている。
まず基本となるバローロがブッシア・ソプラーナ、次いで単一畑のコロネッロとチカーラ、そして最上の年に限って作られるグランブッシア。
私見では単名畑の2点、ことにチカーラが傑出している。
そのバローロも、レーザーをあてたように風味の輪郭が鮮明で、過度の抽出もなく、美しくバランスがとれている。
バローロの指標である。
(マット・クレイマー著 イタリアワインが分かる)
価格:14,146 円 | ショップ:ウメムラ Wine Cellar |
更新:2023/05/31 ワイン
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