【20パーセントOFF/在庫限り】風のスケッチ〜フィリップ・スパーク作品集 Wind Sketches【吹奏楽 CD】
「ドラゴンの年」に始まり、「オリエント急行」「ハイランド讃歌組曲」「宇宙の音楽」「ウイークエンド・イン・ニューヨーク」など、ウィンド・ミュージックの世界を興奮させつづけているイギリスの作曲家フィリップ・スパーク! その切れ味鋭い感性が、この世界をリードしていることはもはや論を待たないが、その本当の凄さは、絶えず新しい境地を切り開きながら、作風のレンジを広げ、進化させていることだ! もちろん、このアルバムからも、随所にスパークの新しいタッチが感じられる! オープナーは、東京吹奏楽団の創立50周年記念委嘱作『ファンファーレ・フォー・トーキョー』。
スパークは、日本のプロ・ウィンドオーケストラとも積極的な関わり合いを持っているが、この曲は、前年9月に済州島で催された国際ウィンド・バンド・フェスティパルでの共演が契機となって委嘱。
初演は、2013年10月20日 東京芸術劇場で汐澤安彦の指揮で行われた。
不屈の意志が込められた打楽器の刻みが継続される中、中心主題が発展し、リズミカルに終結部へと向かう。
ひじょうにインパクトがある大編成のウィンドオーケストラのためのテクニカルなファンファーレだ。
東京佼成ウインドオーケストラの2012年5月の演奏旅行のために委嘱された『希望の彼方に』も、スパークのキャラクターが全面に押し出されたたいへん演奏効果の高い作品だ! ツアーには東日本大震災の津波被害地域が含まれたため、中間部に自作の「陽はまた昇る」の簡潔な引用がある。
曲は、輝かしいオーケストレーションとシンコペーションが特徴の楽観的なムードで始まり、アルト・サクソフォンのソロによる“陽はまた昇る”の中間部を経て、とても律動的でスピード感満点の後半部〜コーダへと至る。
出版後、いろいろな演奏を耳にするようになってきた。
7曲目の『スピリット・オブ・エンデバー』と、アルバム・タイトルとなっている『風のスケッチ』には、これまでのスパーク作品には見られなかった新しいタッチが感じられる。
『スピリット・オブ・エンデバー』は、2013年、カナダのコンサート・バンド“アルモニー・ドゥ・シャルルブール”の20周年記念委嘱作として作曲された。
献身的な演奏、友情、妙技、愛、結婚、出産、そして、喪った仲間たちといったバンドの歴史の中にあったさまざまな出来事を音楽として表した作品で、特徴的な2つのセクションで構成される。
その内の前半部、曲が始まるとすぐ、まるで印象派やマーラーの自然描写に通じるのではないかと思える音楽が流れ出る。
とても美しい! 後半の推進力のある音楽に至るまでの束の間、流れゆく時間に身を任せたくなる音楽だ! アルバム・エンドを飾る『風のスケッチ』は、このアルバムの目玉! 米ワシントン州のタコマ・コンサート・バンドの委嘱作で、マーチ〜インタールード〜フィナーレの3楽章構成の組曲となっている。
人がもっているポジティブ、ネガティブ両面のさまざまなキャラクターを“風”をテーマに用いて表した音楽だ。
第1楽章“貿易風”は、イギリスの人にはなじみ深いシー・シャンティー(船乗りのうた)のスタイルで書かれている。
15世紀に海をわたり多くのものが新大陸へと渡っていったことを表した音楽だ。
第2楽章“風がやんで”は、風のない海上にまどろむ船をイメージして描かれた、まるで絵画のような美しい楽章! メロディアスというより、管楽器の織り成すハーモニーの美しさが際立っている。
この楽章だけ取り出して、その響きの中に身をおきたくなる音楽だ! 第3楽章“嵐にのって”は、チャイムの響きに始まり、人間関係における“愛”と“憎悪”が描かれる。
それは、危険で破壊をもたらす強い風の中にイメージされ、音楽も短調と長調の二面性を持って展開し、突然のエンディングを迎える。
テーマこそやや哲学的だが、間違いなくスパークの今を表した作品で、要注目! とくに第2楽章の美しさは、筆を尽くせないほどの充実を感じさせる。
この他、おなじみのクリスマスのメロディーを使いながら、楽天的ではなくシリアスな組曲となっている『中世のクリスマス』、オランダ海軍バンドのためにオランダのマーチ・スタイルを使って書かれた『メドウェイ川襲撃 (ヴァン・ヘント・マーチ)』など、アルバムにはスパークの多面性を感じさせる作品がぎっしり! スパーク・ファンには見逃せないアルバムが、ここにまた1枚登場した!! ・演奏:オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー” (The Royal Netherlands Army Band‘Johan Willem Friso’) 1、6、8、9 ドイツ国防軍コンサート・バンド (The Concert Band of the German Armed Forces) 2、3、4、7 名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ (Nagoya University of Arts Wind Orchestra) 5 ・指揮:テイメン・ボトマ (Tijmen Botoma) 1、8、9 クリストフ・シャイプリング (OTL Christoph Scheibling) 2、3、4、7 竹内雅一(Masaichi Takeuchi) 5 ハンス・レーンデルス (Hans Leenders) 6 ・収録: ・発売元:アングロ(Anglo) ・発売年:2014年 ・メーカー品番: 作曲(全曲):フィリップ・スパーク(Philip Sparke) 1. ファンファーレ・フォー・トーキョー
【3:05】 Fanfare for Tokyo 2. メドウェイ川襲撃 (ヴァン・ヘント・マーチ)
【4:50】 Raid on the Medway (Van Ghent March) 3. ダンス・オブ・ザ・ホエール(鯨の踊り) - 絶滅危惧種のためのバレエ
【4:40】 Dance of the Whale - A Ballet for the Endangered Species 4. シェイカー・ハイツ・ファンタジー〜19世紀シェーカー教徒の旋律を集め
【9:30】 Shaker Heights Fantasy - A collection of 19th century Shaker melodies 5. 希望の彼方に
【7:56】 Looking Up, Moving On 6. 中世のクリスマス
【6:40】 A Medieval Christmas I) よろこべ I. Gaudete
【1:54】 II)コヴェントリー・キャロル II. Coventry Carol
【2:47】 III)もろびと声あげ III. In Dulci Jubilo
【2:10】 7. スピリット・オブ・エンデバー
【9:20】 Spirit of Endeavour 8. ゴールデン・ウィンズ
【6:10】 Golden Winds 9. 風のスケッチ
【13:33】 Wind Sketches I)マーチ:貿易風 March: Trade Winds
【3:50】 II)インタールード:風がやんで Interlude; Becalmed
【5:02】 III)フィナーレ:嵐にのって Finale; Riding the Storm
【4:47】通常価格(税込2450円)
スパークは、日本のプロ・ウィンドオーケストラとも積極的な関わり合いを持っているが、この曲は、前年9月に済州島で催された国際ウィンド・バンド・フェスティパルでの共演が契機となって委嘱。
初演は、2013年10月20日 東京芸術劇場で汐澤安彦の指揮で行われた。
不屈の意志が込められた打楽器の刻みが継続される中、中心主題が発展し、リズミカルに終結部へと向かう。
ひじょうにインパクトがある大編成のウィンドオーケストラのためのテクニカルなファンファーレだ。
東京佼成ウインドオーケストラの2012年5月の演奏旅行のために委嘱された『希望の彼方に』も、スパークのキャラクターが全面に押し出されたたいへん演奏効果の高い作品だ! ツアーには東日本大震災の津波被害地域が含まれたため、中間部に自作の「陽はまた昇る」の簡潔な引用がある。
曲は、輝かしいオーケストレーションとシンコペーションが特徴の楽観的なムードで始まり、アルト・サクソフォンのソロによる“陽はまた昇る”の中間部を経て、とても律動的でスピード感満点の後半部〜コーダへと至る。
出版後、いろいろな演奏を耳にするようになってきた。
7曲目の『スピリット・オブ・エンデバー』と、アルバム・タイトルとなっている『風のスケッチ』には、これまでのスパーク作品には見られなかった新しいタッチが感じられる。
『スピリット・オブ・エンデバー』は、2013年、カナダのコンサート・バンド“アルモニー・ドゥ・シャルルブール”の20周年記念委嘱作として作曲された。
献身的な演奏、友情、妙技、愛、結婚、出産、そして、喪った仲間たちといったバンドの歴史の中にあったさまざまな出来事を音楽として表した作品で、特徴的な2つのセクションで構成される。
その内の前半部、曲が始まるとすぐ、まるで印象派やマーラーの自然描写に通じるのではないかと思える音楽が流れ出る。
とても美しい! 後半の推進力のある音楽に至るまでの束の間、流れゆく時間に身を任せたくなる音楽だ! アルバム・エンドを飾る『風のスケッチ』は、このアルバムの目玉! 米ワシントン州のタコマ・コンサート・バンドの委嘱作で、マーチ〜インタールード〜フィナーレの3楽章構成の組曲となっている。
人がもっているポジティブ、ネガティブ両面のさまざまなキャラクターを“風”をテーマに用いて表した音楽だ。
第1楽章“貿易風”は、イギリスの人にはなじみ深いシー・シャンティー(船乗りのうた)のスタイルで書かれている。
15世紀に海をわたり多くのものが新大陸へと渡っていったことを表した音楽だ。
第2楽章“風がやんで”は、風のない海上にまどろむ船をイメージして描かれた、まるで絵画のような美しい楽章! メロディアスというより、管楽器の織り成すハーモニーの美しさが際立っている。
この楽章だけ取り出して、その響きの中に身をおきたくなる音楽だ! 第3楽章“嵐にのって”は、チャイムの響きに始まり、人間関係における“愛”と“憎悪”が描かれる。
それは、危険で破壊をもたらす強い風の中にイメージされ、音楽も短調と長調の二面性を持って展開し、突然のエンディングを迎える。
テーマこそやや哲学的だが、間違いなくスパークの今を表した作品で、要注目! とくに第2楽章の美しさは、筆を尽くせないほどの充実を感じさせる。
この他、おなじみのクリスマスのメロディーを使いながら、楽天的ではなくシリアスな組曲となっている『中世のクリスマス』、オランダ海軍バンドのためにオランダのマーチ・スタイルを使って書かれた『メドウェイ川襲撃 (ヴァン・ヘント・マーチ)』など、アルバムにはスパークの多面性を感じさせる作品がぎっしり! スパーク・ファンには見逃せないアルバムが、ここにまた1枚登場した!! ・演奏:オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー” (The Royal Netherlands Army Band‘Johan Willem Friso’) 1、6、8、9 ドイツ国防軍コンサート・バンド (The Concert Band of the German Armed Forces) 2、3、4、7 名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ (Nagoya University of Arts Wind Orchestra) 5 ・指揮:テイメン・ボトマ (Tijmen Botoma) 1、8、9 クリストフ・シャイプリング (OTL Christoph Scheibling) 2、3、4、7 竹内雅一(Masaichi Takeuchi) 5 ハンス・レーンデルス (Hans Leenders) 6 ・収録: ・発売元:アングロ(Anglo) ・発売年:2014年 ・メーカー品番: 作曲(全曲):フィリップ・スパーク(Philip Sparke) 1. ファンファーレ・フォー・トーキョー
【3:05】 Fanfare for Tokyo 2. メドウェイ川襲撃 (ヴァン・ヘント・マーチ)
【4:50】 Raid on the Medway (Van Ghent March) 3. ダンス・オブ・ザ・ホエール(鯨の踊り) - 絶滅危惧種のためのバレエ
【4:40】 Dance of the Whale - A Ballet for the Endangered Species 4. シェイカー・ハイツ・ファンタジー〜19世紀シェーカー教徒の旋律を集め
【9:30】 Shaker Heights Fantasy - A collection of 19th century Shaker melodies 5. 希望の彼方に
【7:56】 Looking Up, Moving On 6. 中世のクリスマス
【6:40】 A Medieval Christmas I) よろこべ I. Gaudete
【1:54】 II)コヴェントリー・キャロル II. Coventry Carol
【2:47】 III)もろびと声あげ III. In Dulci Jubilo
【2:10】 7. スピリット・オブ・エンデバー
【9:20】 Spirit of Endeavour 8. ゴールデン・ウィンズ
【6:10】 Golden Winds 9. 風のスケッチ
【13:33】 Wind Sketches I)マーチ:貿易風 March: Trade Winds
【3:50】 II)インタールード:風がやんで Interlude; Becalmed
【5:02】 III)フィナーレ:嵐にのって Finale; Riding the Storm
【4:47】通常価格(税込2450円)
価格:1,980 円 | ショップ:吹奏楽CD楽譜 バンドパワー |
更新:2023/05/06 CD
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